2009年5月11日月曜日

5/9(土)…アマコン第2次予選(その4)

▽A部門 第2次予選の続き…

♂■22.J.S.バッハ:パルティータ 第3番 より ファンタジア+ジーグ+
リスト:パガニーニによる大練習曲 第6番 「主題と変奏」
→バッハでは、ペダルを用いないタイプ…

ファンタジアでは、強弱を余り付けないまま、やや、発音の甘さも見受けられました…

やや平坦にも思えました…

ジーグについても平坦な感じは拭えず、一本調子だった点が惜しいと思いました…

リストでは最初の主題の高音域を鳴らすキレに甘さを感じたのと、テンポ設定がやや遅め…

何か、弾むような前向きさの欲しい演奏でした…

些か、大変さが前に出てしまった印象も少なからず…

打鍵も甘さの箇所があり、丁寧さは確かにありましたが、野心的に音楽する点が一番欠けたのが惜しいと思いました…

♂■23.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集I巻 第17番 より フーガ+
フォーレ:ノクターン 第6番 op.63(予選通過)
→バッハではペダルを用いたタイプ…

全体的に響きがこじんまりという感じもしなくないのですが、もっと幅のある音量があっても…と思いました…

やはり、ピアノのイメージで弾かれた印象で、弦楽四重奏のイメージとは違いますが、美しさを意識したフーガだったようにも思いました…

テンポもこれより早いのもいいと思いますが、流れはよく感じた演奏でした…

フォーレでは最初の盛り上がる、ある箇所で集中力を欠く場面がありましたが、弾くにつれて調子を上げてた点はなかなか力量を感じた演奏でした…

ただ全体的には、もっと音の幅を出す立体感が表れても…というイメージでした…

ニュアンスは所々にいいものがあり、きらめきや、おっ…!と思わせる箇所もちらほら…

流れをよく感じる演奏でした…

甘いタッチが得意なようですが、メリハリと付けた時に、区別する音は明確にした方がいいでしょう…

♀■24.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集II巻 第12番+
ラフマニノフ:前奏曲op.32-13+
スクリャービン:左手の為の2つの小品op.9-2 「夜想曲」
→バッハではペダルを用いないタイプ…

プレリュードでは、非常に鳴らし方が幅の狭い感じですが、打鍵をキツくしない、発音が似たような感じでした…

フーガでは音を一音の発音をハッキリさせたかったのか、ややテンポが遅め…

途中、集中力が途切れたのが残念に思いました…

ラフマニノフは抒情豊かに歌い、甘い感じはとても良かったと思いますが、やや前向きさに欠けた印象はありました…

スクリャービンも抒情豊かに歌い上げるのは確かに良さはありました…

ただ、通しての印象はメリハリ感に欠けた印象は拭えませんでした…

♀■25.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集I巻 第13番 より フーガ+
シューマン:ピアノ・ソナタ第3番op.14 より 第1楽章(予選通過)
→バッハではペダルを用いないタイプ…

フーガでのタッチはしっかりしていて音に張りがありますが、やや右手が鳴らし過ぎた印象でした…

歌い心はよく行き届いてて、細かなニュアンスもハッキリしていたと思います…

シューマンはクララシューマン版による序奏の最後の和音(C+Des+G+B+Des)、と中間がアルペジオ版の方を使用…

全体的に早めな流れで、前向きさのよく出たシューマンが印象的でした…

少し教科書的な解釈ですが、丁寧さもあった演奏でした…

♂■J.S.バッハ:フランス組曲 第5番 より アルマンド、クーラント+
シャブリエ:ブーレ・ファンタスク(予選通過)
→バッハではペダルは極僅かに使用…

非常に軽めの、無理のないスマートな音色が印象的…

フランス組曲は2つの選曲を、前向きに小刻みな解釈で演奏していました…

デリケートな発音にも聴こえましたが、ニュアンスはとてもあって美しさもあった演奏でした…

シャブリエはその軽めな音色を生かして、コミカルなリズム感を前に押し出す感じはよく表れていたと思います…

テンポも、もたもたせず、カラッ!!…とした表現が印象的でした…

♂■27.J.S.バッハ:イギリス組曲 第3番 より プレリュード+
カバレフスキー:ピアノ・ソナタ第2番 op.45 より 第1楽章(予選通過)
→バッハではペダルを極僅かに用いるタイプ

小刻みな印象ですが、しっかりした響きで線が太く、ハッキリとした音楽の方向性がよく伝わる演奏だったと思います

カバレフスキーでは、ピアノの鳴らす技術を幅広く扱って、緩急のキチッとした、楽曲の分析をよく表し、生かして、響きにも緊張感があり、エントリー者自身のオリジナリティさも感じた演奏だったと思います…

♂■28.J.S.バッハ:フーガ ハ長調 BWV953+
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番 op.83 より 第1楽章
→バッハではペダルは極僅かに用いたタイプ…

何か、もやのかかった、軽い、あっという間に終わった印象のバッハでした…

プロコフィエフでは、最初のブロックのパッセージは小刻みで良かったのですが、ゆっくりに弾かれる部分(Andante)で間延びをしてしまう感覚があり、音の緊張感と張りに欠ける箇所が気になりました…

少し遅め気がしましたね…

再び、再現に入ったところで、やや響きのキレに欠けるような雰囲気でした…

やはり攻撃的スピード感はもっと表れるようにしないと緊張感が薄れてしまいますね…

♀■29.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集I巻 第4番 より プレリュード+
ショパン:ノクターン 第1番op.9-1
→バッハでは、ペダルは極僅かに用いるタイプ…

抒情豊かな歌がよく表れていたと思います…

ただ、響き的には、幅が狭く感じた演奏でした…

肩が抜けたような語りのような印象でした…

ショパンでは、自我を押し出すのは控え目に、響きにもトゲが無い、まろやかさ、優美さと言った面を強く出していたと思います…

ただ、やはり曲として全体的見れば、ショパンはかなり激しい事を曲に盛り込んでいるハズ…

強弱は幅広く鳴らすべきでしょう…

キレイだけでは済まされいのがショパンでもあるのです…

前向きさのある歌はなかなかセンスを感じました…

♂■30.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集I巻 第16番+
ショパン:バラード 第1番 op.23
→バッハでは、ペダルを用いるタイプ…

キレイな鳴らし方のエントリー者だと思いました…

プレリュードはやや遅めな感じがしました…

もうワンテンポぐらいスピードがあった方が流れがもっと出るハズだとも思いました…

対話をしてる要素がなかなか良いと思いました…

フーガでは、やや立体感の浮き彫りに欠ける要素がありました…

テーマ以外の声部をもう少し控え目にしてもという印象でした…

ショパンでは丁寧な音作りが好感ですが、先ほども書きましたが、ショパンはキレイだけは済まさない事が多いのです…

バラ1の場合、ナポリの六和音から劇的に始まる要素を、もっと厳しい緊張感を持った芯の強いで開始せねばいけないのですが、長いフレーズ感を感じなら、最初の僅かな8分休符に行くまでが、一息に…(右手+左手ユニゾン:〜G→fis、8、8、fis-G-fis-eis-fis-A-G-Es〜)

その8分休符は正確に呼吸を入れないとその場面で緊張感が壊れるというような感じで書かれている点…

やや、その8分休符(2個ある)が甘い点…(音は切れるのです)

アジタートの仕掛ける位置も40小節目の指定はやはりズレない方がいいかとも…

64〜65小節の右手のアルペジオの(三点)Fの語尾にはアクセントは付いていません…(確かにアクセントは付けたくなる気持ちになりますが…)

よく抒情的に感情に流されない点を旨くまとめてる印象がありますが、ショパンのこのバラ1の劇的さは、やはり独特の緊張感、厳しさを持って臨むべきでしょうね〜…

エントリー者はかなり体格もあるので、もっと激しく幅の広いダイナミックアレンジを扱った奏法で、体格をフルに活かすような鳴らし方がいいような印象を受けました…

♀■31.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集I巻 第21番 より フーガ+
ベートーヴェン:ソナタ 第17番 op.31-2 「テンペスト」 より 第1楽章
→バッハはペダルを用いないタイプ

フーガでは小刻みに早めのテンポでさらっ…とした感じは良いのですが、幅の狭い音量がやはり、スケールの小さな感じの印象でした…

もっと音に芯のある意志の強いフーガだったらと思いました…

ベートーヴェンは、最初の部分の緊迫感の解釈はなかなかですが、全てに置いて音に神経が行き届いていればですが、単音になる箇所で絶対に甘い表現にしてはいけない箇所もあるので、その点が若干弱さが出てしまった点…

また、繰り返しは自由ですが、アタクシ個人的に申せば、コンクールでは繰り返しの無い方がいいかとも思いました…

………………………

第2次予選の演奏を終えたのが、pm7:15頃…

発表まで時間があったので気分転換に外へ…

蔵前橋通り沿いにある"デニーズ"ヘ…

ケーキセット(写真*1)を頼み、コーヒーを飲みながら一息付き…

pm8:15の発表を見るため、デニーズを出て、再び、小岩アーバンプラザへ…

結果は…

やはり、大差の無いような結果そのものが反映された格好となった印象でした…

本選に行けた方には、おめでとうと賛美を申しました…

発表を見た後、エントリー者のTさんと一緒に、線路沿いの真っ暗で怪しい道を…

小岩アーバンプラザ→小岩駅へと歩き…

電車で…

"小岩"→

秋葉原でTさんと別れ…

→飯田橋→"W"駅へ…

駅を出て、駅前の"マクド"で、ベーコンレタスバーガーセット(写真*2)を頼み…

例のGG体格のマクドのマネージャーKさんを見ながら、2階席へと行き…

眠たいけど、一息入れて…

pm11時を回って、マクドを出て、我が家へと歩き、帰宅…

そのまま、毛布の上にゴロンとなったら…

爆睡…zzz〜…

日曜深夜を静かに迎えるのでした…

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