♀■46.ドビュッシー:ベルガマスク組曲 より 「3.月の光」
→最初の部分はもたつかない解釈と音を放つような弾き方は、なかなかな感じでした…
ただ、中間部の頂点に達した箇所で集中力に欠ける場面が惜しまれました…
最後も響き的には美しい余韻があったたげに…
♂■47.モーツァルト:ソナタ 第17番 KV.576 より 第1楽章
→よく弾いてるのですが、ここぞ言う時に、解決される音にハマらず中途半端に流れてしまう場面や、音楽が一長一短になりがちで、カノンの豊かな面白さが、旨く表現出来ないままに進んでしまったのが些か残念にも思いました…
あともう少し歯切れのいいタッチを望みたかったかも…という感じでした…
♀■48.ショパン:練習曲op.25-11 「木枯らし」
→序奏のあとの右手がおぼつかないモードで、左手も何となく弾いてしまっているような…
フレーズが曖昧になってしまったのも残念に思いました…
右手の正確なタッチとレガート奏法がもっと明確なものだったら…と思いました…
♀■49.プロコフィエフ:ソナタ 第1番 op.1
→テーマはよく拾えてはいるものの、左手の動きなど、正確な拍が曖昧な感じで、作曲家がそこまで、テンポのアゴーギグはしてはいないと思うのですが、バランス的にあまり感心しない演奏でした…
雰囲気だけで流れてしまった感があり、丁寧さが欠けた点が惜しまれました…
♀■50.リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」
→最初の出だしのペダルがやや深く踏みすぎに入れすぎた感があり、鋭いキレのあるタッチとスピード感が多少不足の感じも…
全体的にモヤモヤしたハッキリしない感じが拭えないような印象が残念にも思いました…
♀■51.アルベニス:イベリア より トゥリアーナ
→丁寧なピアニズムですが、リズムが細かい箇所と歌が生きる箇所の区別を極端に鳴らす工夫を引き分けてるのがコツの部分があるのですが、演奏者は二面性を演じるような感じがもっと音に幅広く出れば…とも…
少し早めテンポがいいかもしれません…
全体的に生き生きしたピアニズムがもう少し強く表れてれば…とも思いました…
♀■52.ラフマニノフ:楽興の時op.16-4
→丁寧さが印象的でしたが、少しテンポが遅めな点と、重い感じが全体的に感じました…
やはり、テンポは早めに弾くべきでしょう…
音符が細かいので、早く弾くのに勇気がいるかもしれません…
前向きさに欠けてのも残念でした…
♀■53.ショパン:スケルツォ第4番 op.54
→軽快さとスピード感がやや欠けた演奏にも思いました…
最初のページ辺りで集中力を欠いたのがやはり課題でしょうね…
この曲でもスピード感と前向きな歌が無いとなかなか音楽が生きてこない事もありますが、やはり難しい曲ですよね〜…
もたつかない流れはやはり、ショパンの後期作品には重要だと思います…
▽A部門
♂■20.ベートーヴェン:ソナタ 第7番 op.10-3 より 第1楽章(予選通過)
→軽快さと、スッキリしたピアニズムが心地良いと思いました…
所々でタッチが浮つく場面もチラホラと見受けましたが、それでもよく集中をして演奏してたと思います…
流れも一定していていたのもなかなかだったと思います…
歌が生きていたのが印象的でした…
♀■21.ショパン:舟歌op.60(予選通過)
→非常にオーソドックスに歌っていたと思います…
欲を言えば、微妙な音色の違いを付けた方が好みですが…
ややテンポがもたつく印象も拭えないところも…
少し正確に弾いてるような時もあるので、フレーズの流れに乗って自然に歌えれば…とも思いました…
♀■22.ベートーヴェン:ソナタ第26番 op.81a 「告別」より 第3楽章
→音質がやや、小さい点、モヤモヤした発音が多少気になりました…
対比させながら弾く箇所がかなりあるのですが、同じ音色で先へ先へと流れてしまった点が惜しまれました…
和音の鳴らし方が、全部を鳴らしてしまっているような感じで、透明感のある鳴らし方があればとも思いました…
♀■23.ドビュッシー:版画 より 「3.雨の庭」(予選通過)
→非常に流れを感じる小刻みに、心地良いと思いました…
多少、正確に弾こうとする意欲はいいとは思いますが、途中三連符のfis-gis-fis-gis…の左手がもう少し柔らかさがあったらな…とかも…
♀■24.スメタナ:チクルス「夢」 より 第6番 ボヘミア農民のお祭り(予選通過)
→参加中、ただ一人の東欧地域の選曲でしたが、全体的に正確に弾こうという意識が強いように思いました…
遊びの部分、多少、アゴーギグがあった方が面白さが出るとは思うのですが、技巧的な面がかなりキツい印象でした…
お祭りらしさはよく表れていたと思います…
♂■25.(予選免除)
♀■26.ブラームス:ソナタ 第3番 op.5 より 第3楽章(予選通過)
→力強さは確かにあった方がいいのですが、少し力み過ぎる点がどうか?…
もう少し鳴らし方を工夫をした方が、もっと鮮明な響きがあるようにも思いました…
ブラームスも全部が全部を鳴らしてしまうと音が溶け込まない時もあるので、和声の中でも、低音域の左手と上声部のみを響かす箇所など、選択は色々あると思います…
♂■27.ベートーヴェン:ソナタ 第26番 op.81a 「告別」 より 第1楽章(予選通過)
→最初から非常に緊迫感があり、高い精神を感じた演奏でした…
技巧的も割にしっかりした安定感があり、2日目の予選でも印象度の高い演奏でした…
強弱がハッキリしていて伝えたい点がよく表れていて良かったと思います…
♂■28.ベートーヴェン:ソナタ 第8番 op.13 「悲愴」 より 第1楽章(予選通過)
→音質的にもう少しだけ、張りのある緊張感があると…とか思いました…
旨く強弱の対比を表していたと思います…
ペダルもあまり入れない点が良かったと思います…
全体的に丁寧さがあった演奏だとも思いました…
♀■29.(予選免除)
♂■30.シンディング:春のさざめき op.32-3
→透明感のある響き的にはいいものもあるのですが、やはりペダルの処理の仕方や、時として、音が浮ついてしまう点など、全体的な歌が生かされていないのが勿体ないとも思いました…
思い切りのある前向きが良いと思いました…
♀■31.ラフマニノフ:練習曲「音の絵」op.33-2+op.39-1
→op.33-2の方が感性的にもマッチングはしてるように思いました…
ただ、速い流れはそのままの方がいいかも知れません…
op.39-1の方が、多少、少し響きのキレに欠ける面があって、ペダルが少しかけすぎの印象でした…
♀■32.J.S.バッハ:パルティータ第2番
BWV826 より シンフォニア(予選通過)
→シンプルに演奏した点が良かったと思います…
流れも自然に前向きさのある、かつ丁寧さも伺えた演奏でした…
一つ気になる点は中間部より後半がややテンポが遅めになる点があったくらいですが、全体的にはいいものがありました…
♂■33.(予選免除)
♂■34.スクリャービン:2つの前奏曲 より op.5-1
→スクリャービンの初期の作品ですが、あまりボカすような響きで弾かない方が良かったかもしれません…
中期以降の作品は、ペダリングも複雑になって行きますが、まだ初期の作品は、メロディーラインの線がハッキリしてる時期でもあるので、逆にしっかり弾いた方が…という思いでした…
♀■35.シューマン:幻想小曲集 op.12 より 5.夜に(予選通過)
→やや遅めのテンポですが、ドラマ性がよく表れていたのはなかなか良かったと思います…
全体的に重い響きの鳴らし方が好みが分かれるような気がします…
もう少し透明感のある音色を希望しますね…
♂■36.リスト:パガニーニによる大練習曲 より 第6曲「主題と変奏」(予選通過)
→打健のハッキリしたピアニズムはなかなかいいと思いました…
全体的にはやや遅めのテンポですが、リストらしい部分を意識した演奏だとも思いました…
もう少し、前向きさが出てくるとさらにいいのですが…
♀■37.J.S.バッハ:平均律I巻 第21番
→プレリュードはやや軽快さという点では、逆の重い感じの印象でした…
フーガのテーマがもっと明確に出して、響きももっと透明感のある響きがあれば…とも…
エントリー者はやはりペダルを踏んでいませんでしたが、個人の好みにもよりますが、やはり少しペダルを用いた方が効果的でしょう…
♂■38.ショパン:即興曲第2番 op.36(予選通過)
→最初の部分は非常に緊張感もあり、前向きさも感じられて良いと思いました…
歌が伸びやかで、よく響く音が印象的でした…
中間部以降がややテンポにもたつく場面もありましたが、ラストの細かい右手の裁きはなかなかなものでした…
♀■39.ラフマニノフ:前奏曲op.32-12+スクリャービン:左手のための小品op.9-2「夜想曲」(予選通過)
→ラフマニノフの方は、歌心はあるものの、テンポに若干もたつく場面がある箇所もあり、少し流れの印象が薄くなる場面も…
もう少し意欲さも欲しい演奏でした…
スクリャービンはやはりラフマニノフ同様、抒情的な要素はたっぷりと演奏していますが、もっと伸びやかな鳴らし方のほうが良いと思いました…
♀■40.シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化op.26 より 5.フィナーレ(予選通過)
→全体的には生き生き感がある演奏でした…
ややペダルがかかりすぎな箇所もありますが、綺麗に鳴らすようにも心がけていたようにも思います…
もっと、前向きな早めのテンポがあれば、カノンで追っかける対比の箇所などがもっとリアルになると思いましたが…
♀■41.ショパン:練習曲op.25-11「木枯らし」
→ややタッチ(左手)が重すぎる感があり、また流れがやや重い印象でした…
まだ未消化な感じところもあり、少々残念な演奏でした…
♂■42.シャブリエ:ブーレ・ファンタスク(予選通過)
→軽い感じの雰囲気はなかなか良い感じですが、所々に、拍の印象が薄れる箇所が気になる場面もありました…
明らかに響きの変わる箇所は何気に弾くのでは無く、カンマ(ちょっとの間)を取った方が良かったかもしれません…
♀■43.シューマン:幻想小曲集op.12 より 「1.夕べに」「2.飛翔」
→夕べに…の最初が集中に欠けた場面は惜しいと思いました…
一番時間をかけて音を出す場面ですが、溜めの効く演奏だったらと思いました…
飛翔…は、やや粗くなってしまった点と、やや加速気味に演奏した点が気になりました…
右手の意識が強すぎるようにも感じました…
左手の重要さをもっと大切にして欲しい演奏でした…
♂■44.カバレフスキー:ソナタ 第2番 op.45 より 第1楽章(予選通過)
→非常にピアニズムの豊かに鳴らす技術は安定感があり、よく曲のツボを掴んでいてかなり高いレヴェルな演奏だったと思いました…
緊張感の欲しい場面やそこからの展開して行く場面はなかなか聴き応えがありました…
♂■45.プロコフィエフ:ソナタ第7番op.83 より 第3楽章(予選通過)
→全体的にかなり鳴らし過ぎな印象でした…
確かに鳴らさざる曲ですが、最初は出来るだけ抑えた方が良いと思いました…
変拍子のアクセントの持っていき方などは、やはり明確にした方がいいのと、ダイナミックアレンジの設定をもう少し整理した方がいいかと思いました…
また体の姿勢が若干ブレるのも気になりました…
♀■46.J.S.バッハ:幻想曲 BWV.906
→開始音の高さが曖昧に弾かれたのが残念でした…
流れも途切れてしまう場面も…
少し勿体ない感じがしました…
→続く…

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