2009年5月6日水曜日

5/3(日)…国際アマコン(その4)

深夜は我が家で、雑魚寝モードのまま、一度、目覚めて…

今度は毛布にくるまって爆睡…zzz〜…

am8時頃に目覚め、頭を○毛して、支度して、地下鉄"W"駅へ…

電車ナビで時間を確認し…

"W"駅(9:01発)→"小岩"駅(9:41着)へ…

今日は北口から線路ずたいに歩き…

コンビニもここが最後かな?…

…と思って、コンビニ"ミニストップ"でサンドイッチや菓子パンを買って…

再び、歩いて…

■小岩アーバンプラザへ…

やはりam10時は早すぎたらしく、ホール入り口はまたカギがかかったまま…

缶コーヒーなどを飲みながら待ち…

ホールのカギが開き、会場へ…(写真*1)

am10:30から…

■2009年 国際アマチュア・ピアノ・コンクール 第1次予選二日目

▽シニア部門

♀■5.ベートーヴェン:ソナタ第23番 op.57「熱情」 より 第1楽章
→やはり弾きたい気持ちと現実のギャップは、アマチュアならではでしょう…

気持ちが若いのは痛く共感しますが、出て来る音が、深みに欠けてしまう点がどうか…

先に行くのもかなり苦しい展開になり、それでも意欲は凄くありました…

熱情だけに思いはあるのでしょうね…

♂■6.ショパン:ノクターンop.9-2(奨励賞受賞)
→デリケートでいい意味で枯れた演奏が心地よく聴こえてました…

やはり、曲に対する思いが強いのでしょう…

もう少し、膨らみのある音色があったらとも思いました…

年を取ると♂の人って、デリケートな面が一層音に出る傾向があるのでしょうか?

♂■7.シンフォニア第11番 BWV.797(奨励賞受賞)
→意欲的にも思いました…

三声のフーガですからね〜…

歌い方もシンプルな点が良かったと思います…

♂■8.フォーレ:舟歌 第6番 op.70
→前向きさが非常に伺える演奏でしたが、やはり、気持ちと指とのギャップが埋め尽くせない場面は、少し苦しくなってしまいましたね〜…

♀■9.ショパン:3つのエコセーズop.72(最優秀賞受賞)
→シニア部門の中でも、一際、安定感のあったエントリー者…

生き生きした歌い方にリズム感、ピアニズムもハッキリしていて、非常に爽やかに演奏していたのが心に残りました…

♂■10.ショパン:練習曲op.25-1+
ヴィラ=ロボス:赤ちゃんの一族 第1集 赤ちゃんの家族 より 「1.色白の娘(陶器の人形)」「2.小麦色の娘(紙の人形)」(優秀賞受賞)
→細やかなショパンで中間部の内声にもこだわった演奏に、ヴィラ=ロボスも可愛らしく演奏していました…

ピアニズムもキレが増して、表現力が豊かに聴こえました…

ヴィラ=ロボスは特にそう感じましたね〜…!

♀■11.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集I巻 第20番 より プレリュード+
ドビュッシー:ベルガマスク組曲 より 「1.プレリュード」(奨励賞受賞)
→バッハはしっかりしたタッチで、なかなか丁寧に演奏していたと思います…

ドビュッシーも多少、重めの響きですが、ホールに響かすような奏法が心地よかったのが印象的でした…

ただ、前に向かう場面はややもたつくのが少々、残念でもありました…

♂■12.J.S.バッハ:パルティータ 第1番 BWV825 より プレリュード+メヌエットI、II+ジーグ
→プレリュードの出だしは流れもありましたが、メヌエットもジーグも、やや集中力に欠けてしまったのが残念でした…

伸びやかな音がなかなか心地よかっただけに、前向きな流れのある演奏を望みたいと思います…

♂■13.ベートーヴェン:ソナタ第31番op.110 より 第3楽章(優秀賞受賞)
→デリケートな出だしの奏法が印象的でした…

途中、流れも危うくなる場面も何度かありましたが、集中力はあったと思います…

非常に内面的なモノを大切に音楽に取り入れた歌い方は心に残りました…

………………………

さて、昼食は昨日もそうでしたが、35分の休憩…

会場の1階のレストランで…

今日はやはり、昨日、気になったスパゲティを頼みました…

■カルボナーラ セット(写真*2)

やはり、見た目通り、最初からスパゲティにすればと思いました…(苦笑)

コーヒーもお代わりをして…(写真*3)

やはり、早い時間だったので、混まずに済みました…(苦笑)

………………………

▽B部門

♀■27.リスト:超絶技巧練習曲 第10番(予選通過)
→非常に華がある弾き方だったと思います…

スリリングな面出ていて前向きさもあったと思います…

やや右手を意識し過ぎる面がありますが、野心的に弾くなら左手の低音域をグッ!と出すとまたホールの響きが増すのではないか?と思います…

音を放つような、解放感ある音が持続出来れば、もっとスリリングなリスト像になるでしょう…

♀■28.リスト:パガニーニによる大練習曲 より 「3.ラ・カンパネラ」
→やや音抜けが気になる点…

粗く音が聴こえてしまう点が気になってしまいました…

やはり指を意識し過ぎる演奏だと思いました…

出す音に対してフレーズをかっちり音に表してるかどうかがこの曲のポイントですね…

右手だけが意識し過ぎるのが少し残念に思いました…

♀■29.モーツァルト:ソナタ第3番 KV.281 より 第1楽章
→ちょっとのフレーズのつまづきがやはり、モーツァルトは厳しいですね…

解決音の前で、異音を弾いてしまったのは残念でした…

多少、タッチが重かったのも尾を引く感じでした…

♀■30.J.S.バッハ:イタリア協奏曲BWV.971 より 第1楽章
→ハッキリした音が好感が持てるのですが、やや運びにムラがあり、少し粗く聴こえる場面もありました…

もう少し、強弱感を付けて変化を付けると生き生きした音楽も表れるのではないかと思いました…

♂■31.ショパン:ノクターン 第5番 op.15-2
→デリケートな歌い方にまろやかな最初の出だしは印象的でした…

中間部の右手の五連符のオクターブに粘りがなく、やや音の伸びを欠いた点が惜しいとも思いました…

デクレシエンドの時に、音抜けが不自然になってしまったのも残念でした…

ショパンの場合、音数が多くなるほど、音符の拍の長さの時間を取って演奏するのが大事なのでその点さえ、しっかりしていたら…とも思いました…

♂■32.リスト:2つの伝説 より 「2.波を渡るパオラの聖フランシス」
→鳴らし方はいい音色を持っているのですが、フレーズを歌う時、多少、凸凹な箇所があったりとバランスの点が少し気になりました…

中間部がやや一本調子な傾向が残念にも思いました…

♀■33.ドビュッシー:ベルガマスク組曲 より 「2.メヌエット」
→ピアニズム的にはいいセンスもある演奏でした…

少し音色の幅が狭い鳴らし方が、表現を一本調子にしていた点が気になりました…

ドビュッシーの初期の作品と言えど、ペダリングは色々と駆使した方が効果的だと思います…

ハーフペダルとソフトペダルの組み合わせなど、全部が全部、弱々しい感じの曲ではないのでメリハリを付けて弾くことが大事でしょうね〜…

後半のテンポがやや乱れたのが残念でした…

♀■34.ラヴェル:ソナチネ より 第1楽章
→やや、響きと歌い回しに締めが無いような演奏でした…

やはり、ソナチネでも、パリッとした軽い響きが要求されるこの曲…

内声の16分音符をいかにキレイに鳴らすかも難しい曲だと言えます…

中間部もやや集中力が欠けてしまったのは残念でした…

♂■35.J.シュトラウス2世:入り江のワルツ op.411 より 序奏〜第3ワルツ+コーダ(予選通過)
→エントリー者はワルツにいつもごたわっているピアニスト…

ここ数年は表現力にもキレが増して来て、常に高いモチベーションが魅力のエントリー者です…

音にも集中力があって、単調になりがちなワルツを、細かいところなどを工夫して演奏していたのは感心してしまいました…

♀■36.プロコフィエフ:ソナタ 第1番 op.1
→最初からモヤモヤしたハッキリしない鳴らし方が、やはり尾を引いた感じでした…

どこがテーマで、おかずかの場面が、何気に出て何気に終わるような感じで、フレーズとしての繋がりに欠けるような演奏でした…

♀■37.ブラームス:2つのラプソディー より 第2番 op.79-1
→やや和音の鳴らし方に腰が無い響きが、正直、貧相な印象でした…

低音域を特にブラームスの場面は必要で、ペダルでしっかり低音域を保たないと、深い音作りが難しくなりがち…

特に左手の粘りは重要だと言うことを申して置きます…

♂■38.リスト:パガニーニによる大練習曲 より 「3.ラ・カンパネラ」
→ある意味、安全運転のような右手の運び…

響き的にも安定感はありますが、前向きな音楽が欠けてしまうというアンバランスな印象でした…

やはり、この曲は、キシッ!!と厳しい緊張感のある響きで奏した方がベターでしょう…

前向きな野心のある演奏を望みますね…

♂■39.リスト:愛の夢 第3番
→線の太い歌い方はなかなかな表現なのですが…

カデンツァなどの部分は、少しきらめく場面もあるのですが、丁寧さという点が惜しい気がしました…

カデンツァを終えた辺りから、段々と興奮するのは判るのですが、やはりそこは冷静な対処の奏法が望ましいでしょう…

♀■40.リスト:2つの演奏会用練習曲 より 「1.森のざわめき」
→出だしはキレイなのですが、細かい部分で響きが雑に聴こえてしまう点が少し惜しい気がしました…

フレーズを大きく、クレシエンドやデクレシエンドをしながら歌い箇所があってもいいのではないかとも思いました…

ここぞという場面が曖昧になってしまったのも惜しい気がしました…

♂■41.ベートーヴェン:ソナタ 第1番 op.2-1 より 第1楽章
→ある種、個性感があるのですが、アーフタクトに鳴らす左手を極端に大げさにし過ぎた感じもしました…

響きは力強い感じとかはなかなかなものでした…

ただ、エントリー者本人とベートーヴェンの作品とが、戦って弾いてるような、噛み合わない感性を感じたのも記載して置きます…

テンポは揺れましたね〜…

♂■42.ゴドフスキー:ジャワ組曲 より 「6.夜明けのブロモ火山と砂の海」「8.ボルテンゾルグの植物園」(予選通過)
→エントリー者は昨年、メシアンの作品を演奏して2位(B部門)、また15年くらい前に行われた"日本現代ピアノコンクール"でも優勝した実力派の方で、いつも凝った作品を演奏してくれるエントリー者でもあります…

個人的に楽しみな方ですが、ゴドフスキーの現存するCDが3種類ぐらいしか無い曲集(全12曲からなる)で、日本で演奏されるのって、もしかしたら、彼が始めてかもしれません…(→日本からも校訂版が出版されています)

ブロモ火山…の方は演奏効果もかなりな難曲な印象ですが、エントリー者はかなり思い切った演奏で望んでいました…

ボルテンゾルグ…の方はやや集中力を欠いた演奏になりがちでしたが、よく持ち応えた演奏だったと思いました…

♂■43.フォーレ:ノクターン第5番op.37
→響き的にはセンスのある部分もあっていいのですが、横の流れがスムーズに繋がらない箇所など、バランスのキレが不足する部分が惜しいと思いました…

中間部が多少苦しくなったのが残念…

♀■44.リスト:愛の夢 第3番
→やや歌い方が前に進まないような感じと、フレーズが一本調子になりがちな点が気になりました…

フレーズの膨らみや、左手の動きが滑らかな表現が出来ればかなり違うのではないでしょうか?…

流れに乗って弾いて欲しい部分もありました…

♀■45.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集II巻 より 第12番 プレリュードとフーガ
→非常にデッドなドライな響きでした…

バッハにペダルを入れる入れないはやはり、今日、賛否両論ですが、アタクシはやはりホールで弾く時は多少、ペダルを入れた方を好むのですが、かなり、パサパサした感じのプレリュード、フーガがまた伸びない音に加えて、集中力が欠けた点が惜しまれました…

→続く…

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