2009年5月11日月曜日

5/9(土)…アマコン第2次予選(その1)

深夜は、怪しい"オペレーター作業"の中で迎え…

am2時から力仕事に変わって…

am8時までビッチリ…

結局、全体的には仕事が終わらず、残業時間の月単位の猶予が無いため、早上がり…

会社からままちゃりで…

会社→豊洲へ直行…

豊洲からは都バスに…

錦13の8:42発"錦糸町"行きバスに乗り込み…

後部座席右側で、窓際に片寄ってのんびり…

天気は晴れて眩しいくらい…

豊洲→錦糸町へ…

電車で…

"錦糸町"→"小岩"駅へ…

北口を出て、歩いて…

途中、コンビニ"ミニストップ"に寄って、サンドイッチや抹茶ラテを買って…

食べ歩きをしながら…

"小岩アーバンプラザ"へ…

am9:50過ぎに着いて、そのまま、ガランとした会場へ…

暫くゆっくりしてから…

am10:30より

■2009 国際アマチュア・ピアノ・コンクール

…が始まりました…

※5/2+5/3の第1次予選の日記を参考を見て下さい
http://m.zoome.jp/leather/diary/103/
http://m.zoome.jp/leather/diary/104/
http://m.zoome.jp/leather/diary/105/
http://m.zoome.jp/leather/diary/106/
http://m.zoome.jp/leather/diary/107/
http://m.zoome.jp/leather/diary/108/

▽B部門(演奏時間6〜8分、出版されている自由曲、暗譜でなくても良い)

第2次予選15名(棄権1名)

♀■1.ラフマニノフ:練習曲「音の絵」op.39-5+op.39-9
→全体的にはやはり、響きはもたつくような重い印象…

op.39-5では、やはりフレーズの処理の甘さ、楽器を鳴らす技術の豊かな表現力という点ではやや不足の部分も…

テンポ的にはもうメトロノームを2メモリぐらい上げて、スマートな、また流麗な流れを強く出した方がよりスッキリなラフマニノフ像になると思いました…

op.39-9ではテンポ的にはなかなかですが、やはりop.39-5と同様、楽器を合理的に、また豊かに幅広く鳴らす技術にややキレ不足を感じました…

ラフマニノフはやはりスピード感とピアノを合理的に鳴らす技術を高いレヴェルで臨まないと、音楽そのものがなかなか旨く活かされない場合が多いのも特徴ですね…

♂■2.フォーレ:即興曲 第3番 op.34
→今年はフォーレを選択するエントリー者が多かったのも特徴がありました…

エントリー者は気持ちの捕らえ方はなかなかいいモノがありますが、やはり3番のアンプロムチュは左手の16分音符の軽めに鳴らす技術が重要で、やや左手が鳴らし過ぎる点、右手の軽めに歌うメロディーとのバランスがイマイチ噛み合わない点…

またフレーズを正確に歌う点にも多少、いくつかの課題があるように思いました…(最初の2ページまで)

その後の3ページ以降の響きの点でやや重めな鳴らし方が前に行かなければいけない音楽をひきずってしまった要因もあり、またペダリングの点で踏み替えがかっちりし過ぎる点も気になりました…

フォーレの早い曲の場合、あまり踏み替えの時にカチカチに行うと、せかせかしたような響きになることもあり、貧相に聞こえることもあるので、やはり、1/3ペダル、ハーフペダルの技術を活かしながら、耳での聞き分けを…

また3番のアンプロムチュの場合は左手は出来るだけ軽いタッチ(ハーフタッチが出来ればなおいいのですが…)での奏法が必須でしょうね〜…

もちろん、ソフトペダルの多様化も重要ですね…

感覚的なセンスがあるだけに、細かな技術の点だけ…

今後の演奏に反映させるなら期待したいですね…

♂■3.フォーレ:ノクターン第2番op.33-2
→こちらもフォーレですが、このエントリー者はやや発音の甘さも気になりました…

最初のテーマの所は、対話をするように鳴らすのですが、テーマ、おかず、テーマ、おかずのその引き分けが同じような音色に鳴ってしまったのが些か…

2声のように引き分けて、男女の対話感を出すのにやや欠けた印象…

その後のテンポが早くなる箇所が、一音一音の発音がやや甘くなってしまう点と、響きがやや貧相になる点…

そして、途中、2声のように捕らえる箇所もやはり前半と同じ単調に鳴らす箇所もあり、ペダルも色々、細かい踏み分けがしっかりせず曖昧に…

中間のテンポがアップする部分は、早いテンポの中でも弾く技術はかなりなモノを要求されるので、その点が消化不足気味だったのが残念でなりませんでした…

歌心は多分にありますが、フォーレのノクターンの場合、ショパンとは違い、レジェッロな奏法が強く求められます…

軽く、流れは先へ、生き生きと前へ、止まらない感じを音に出して行くのが鉄則な…

非常に難しい曲だとも思いますね…

♀■4.J.S.バッハ:フランス組曲 第4番 より エアー+
ショパン:幻想即興曲op.66
→J.S.バッハでは対話的な表現に欠ける場面が…

エアーの短い曲でも、例えば、2声インベンションのように、男女の会話をしてるように引き分けるのですが、右手左手が同じ音色で、やや棒弾きとは言わないですが、ややニュアンスに欠ける印象…

ショパンは最初の出だしは、やはり、歌になっていないのが…

先週も書きましたが、出だしは衝撃音では無いのです…

gis→cisへ解決ように始まるのですが、これがなかなか簡単に見えて難しい…

そして、最初のテーマは1フレーズ毎に、エントリー者は僅かにrit.をする点…

これは楽譜には指定が無いのですが、やや癖なのか、多少に気になる点…

その次のテーマ、gis→fis→eis→fis→cis→dis→Eの16分音符の区別…

楽譜に寄ってはまちまちな解釈がありますが、現在の支流になっているフォンタナ版では、16分音符の頭にアクセントのフレーズの後、16分音符の2番目gisにアクセントが付く箇所で、多少音色を変える方法もあるのですが、エントリー者はそのままで音色を変えずに鳴らした点も、やはりに変化に乏しい印象になってしまう点…

そして、一番正直にショックだったのは中間部のカンタービレは、やや棒弾きの印象だった事…

普通は、やはり、クレシエンドがあって、デクレシエンドがあるフレーズはクラシック音楽を演奏するには基本的な事ですが、ここの中間部がホントに失礼かもしれないですが、非音楽的に鳴らしてしまった点…

ここの部分で些か、聴いている楽しみが半減してしまったのは正直に記載します…(汗)

エントリー者は一生懸命に弾いてはいますが、恐らく自分の鳴らしてる音を全く意識してないでしょうね〜…

そのカンタービレだけが別世界に聴こえたましたから…

ショパンではまず、音楽表現に置ける歌謡的な歌はやはり、演奏のセンスを問う作曲家でもあると思うのです…

モーツァルトのオペラのアリアを浮かべるとか…

ショパンの歌はやはり、声楽的な歌のセンスは必須でしょうね〜…

♂■5.メトネル:2つのおとぎ話 より 変ロ長調 op.20-1+
ラフマニノフ:前奏曲 op23-4
→メトネルでは、やはり集中力に欠ける演奏だとも思いました…

エントリー者のピアノの鳴らし方はなかなかいいものがありますが、楽曲の細かなニュアンスの表現がかなり不足な印象…

楽譜からの読み取りがやや甘いような印象でしたね〜…

ラフマニノフは、音の伸びもありますが、2声的に鳴らす、豊かに歌う曲でもありますが、音色を弾き分ける点が欠けてしまうのが勿体ないとも思いました…

ピアノを豊かに鳴らす技術はある事は確かなので、先へ流れる音楽の演奏を、エントリー者には希望しますね〜…

♂■6.モーツァルト:ソナタ 第8番 KV.310 より 第1楽章(予選通過)
→先週の第1次予選でも好印象のエントリー者…

今回の第2次予選では、音色を意識的に変える箇所も見受けられました…(ソフトペダルを使用した箇所…)

非常にテンポもしっかりしていて、指にも安定感もあり、バランスの程よい演奏が印象に残りました…

これ以上、欲をもって何かをすると言った考えはしない方がいいとも思いましたね…

あと、頭で演奏するタイプではないか…とも思いました…

今後が楽しみな演奏だった事も記載して置きます…

♀■7.シューマン:幻想曲op.17 より 第1楽章
→やはり最初の出だしが直球的な歌い方…

普通なら(出だしの)デクレシエンドのように歌われる右手が、些か不自然な解釈…

(A→A→A→G、F→E→E→E→Dまでは…、D→D→D、E→E→E、F→F→Fはクレシエンド)

また、やや全体的にタッチを深く力を入れ過ぎる印象がありました…

歌うこととしっかり演奏する事は全く別…

このエントリー者もクレシエンドやデクレシエンドを感じるのに不足気味な印象…

また鳴らしてる音が粗雑になりがちになってしまったのが残念にも思いました…

幅広いダイナミックアレンジの選択に欠けた印象の演奏でした…

♂■8.ラヴェル:夜のガスパール より 3.スカルボ(予選通過)
→非常にドライに近い鳴らし方…

ファンタジーな印象が少なく、やや古典的なペダルの鳴らし方にも思いました…

やや音量的にも鳴らし過ぎな点…

ペダルの使い方も一般的にソフトペダルを多様に使用する方法では無い、また独自の解釈でした…

但し、指回りはなかなか器用さもかなりある印象…

パッセージの箇所では色々、拍の中に入れる部分が僅かな間延びがあったり、長いパッセージの後の語尾の発音にかなり甘さがあったり…と、少し響きにキレない甘さがあったり…

と、細かな点では多少、不満も感じられた演奏でした…

ファンタジーな面が欠ける面でドライな響きがずっと支配していましたが、この曲の内容が内容だけに、かなりな量の練習を積んで来てるのが伺えました…

エントリー者の鍵盤を打つタッチが深く入れ過ぎる傾向が見受けられました…

♂■9.(棄権)

♀■10.プーランク:3つのノヴェレッテ より 第1番+
即興曲集 第3+11+15番
→ノヴェレッテの方がやや粗雑に聴こえてたのが残念にも思いました…

軽い歌い方の気持ちは判るのですが、やや深くタッチを入れ過ぎた印象です…

まだ、鳴らす解釈まで消化していないようにも見受けられました…

即興曲の方は、細かな点で明確な音を出せてれば…とも…

ペダルが深めに踏み過ぎた点…

プーランクの場合もやはり、1/3ペダルやハーフペダルにソフトペダルも多種多様に用いて、演奏効果を上がるのも大切です…

あと、プーランクの場合も流れがどの曲も軽快に流れる事が重要です…

もたつかないお喋りのように…

明るいフランス人がお喋りするようなイメージを浮かべると解るでしょうか?

♂■11.フォーレ:ノクターン第6番 op.63(予選通過)
→柔らかめなタッチと伸びやかな音が印象的だったと思います…

テンポ的にも程よい流れで、きちんと整っていて、まとめていました…

中間部の箇所で、もう少し、メロディーラインになるタッチがしっかりしていればとも…

流れを大切にしたいが故に甘くなる部分も少しあった事も記載して置きます…

ファンタジーな部分もあってかなり好感触でしたね…

♀■12.シューベルト:3つのピアノ曲 D.946 より 第1曲(予選通過)
→非常に伸びやかに歌うフレーズ感があり、適度な流れがあり、内に秘めるシューベルトの世界とエントリー者の気持ちの波長が合っていたように思います…

中間部でやや集中に欠ける場面もありましたが、よくこらえて流れの中で演奏してたと思います…

♀■13.メンデルスゾーン:厳格なる変奏曲op.54
→テーマからの印象が些か、硬い印象がありました…

テーマ、おかず、テーマ、おかずの受け渡しの微妙な解釈と音色を弾き分けるという作業をしないと、やはりテーマもおかずも同じ音色では、響きがやはり貧相な感じに聴こえる感じがします…

各セクションの変奏もテーマの音色を決めたら、おかず的に動き回る音を進行をもう少し音色を変えて弾いて見るのもいいか、と思うのですが…

全体的に同じような音楽がそのまま流れてしまって、平坦な形になってしまったのが惜しいとも思いました…

ふくよかなクレシエンドやデクレシエンドを意識した細かい鳴らし方を今後、望みたいとも思いました…

→続く…

(写真は昼食…日記その2参照)

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