2008年7月14日月曜日

7/13(日)…“国際アマチュアピアノコンクール 第2次予選”(その1)

深夜は我が家で爆睡の中で迎え…

am3時頃に暑さで目覚めてしまい…

バックミュージックに以下のをかけながら、横になり…

■シューベルト/ピアノ・ソナタ第21番D.960+さすらい人幻想曲D.760(op.15)(写真*1)

pf.Vladimir Ashkenazy

国内 ポリドール(ロンドン) POCL-5141

■ピアノ・ソナタ第20番D.959+4つの即興曲集D.899(op.90)

pf.Vladimir Ashkenazy

英DECCA 455 148-2

■シューマン/蝶々op.2+アラベスクop.18+謝肉祭op.9+他

pf.Jean-Marc Luisada

仏RCA 74321 786902(写真*2)

■ドビュッシー/前奏曲集(全2巻)

pf.園田 高弘さん

国内 EVICA HTCA-5004(写真*3)

…などを蒸し暑い朝のまどろみの中で聞き…

am8:30に支度をし、携帯電話の乗り換えナビで検索…

am9時に我が家から歩いて"E"駅へ…

電車で"新桜台"駅へ…

駅を出てセブンイレブンに寄って…

17年振りくらいに"武蔵野音楽大学"へ…

学園祭以来なので、やはり周りも変わったかな〜…

正門で名前を記載し、学校内にある"モーツァルトホール"へ…

"国際アマチュアピアノコンクール 第2次予選"

…を聴きに来た…

今年は初めて、武蔵野音楽大学モーツァルトホールが使われた…

しかし、ここで不便な事が…

自販機も近くになさそう…

お昼に近くに食べに行けそうな場所が無い…

日曜の学生が居ない学校ではね〜…確かに…(苦笑)

am10:30から予選がスタート…

観客席はガラガラ…

まずは…

◎B部門…(6〜8分の自由曲、暗譜で無くても良い)

■グラナドス:演奏会用アレグロ

…やや一本調子なファンタジー感にやや欠けた。<(クレシエンド)や>(デクレエンド)などフレーズ感の表現がやや乏しく聴こえてしまった…。やはり後半の処理があやふやな表現になってしまって残念…

■ヨーゼフ・シュトラウス/「オーストラリアの村のつばめ」op.164

…非常に良く丁寧にさらってきた演奏…。素直な表現でなかなか好感度もありました。ただ、もう一つワンパンチ何かが不足にも感じた印象…

☆■シューマン:ピアノ・ソナタ第1番op.11 第1楽章

…非常に歌があり、ドラマ性を感じる演奏でした。ただ、作品を大きくまとめ上げる点がどうか?演奏の質はなかなかでした。

☆■ラフマニノフ:楽興の時op.16-4+リスト:2つの演奏会用練習曲「2.小人の踊り」

…音はなかなか美質なのだが、ラフマニノフのは些かがさつに聴こえて、最後のページではヒヤッとしましたが、リストは安定感をありますが、一部の箇所に疑問も…

■リスト:愛の夢第3番+スクリャービン:練習曲op.2-1

…少し固いフレーズの処理に些か不自然さもありました。スクリャービンではピアノの音質もなかなか良かったのですが、フレーズの処理にやや"癖"を感じる演奏でした…

■モーツァルト:ソナタKV.576 第1+3楽章

…しっかりとは演奏してはいるのだが、やはり一音一音がムダの無い作品だけに、発音がうやむやになるのが気になった印象。第1楽章などはもっと会話をしてるようなもっと遊び感があれば…という演奏。やや音色が一色単にも聴こえたのが残念…。第3楽章での一部勘違いの箇所があり。

☆■J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ BWV.903

…非常に渋い歌がなかなか印象に残った演奏。幻想曲は感性度も高い演奏でした…

☆■ショパン:舟歌op.60

…美質美音のなかなか、聴かせる演奏でフレーズの<(クレエンド)や>(デクレエンド)などもよく練られてたと思います。癖の少ない歌い方にも好感でした…(楽譜拝見での演奏)

■リスト:3つの演奏会用練習曲「2.軽やかさ」

…やや遅めのテンポで歌はあるのですが、前へ前へのスムーズな音楽作りが欠けていた印象です。流れがもっとあればという感じでした。

■メシアン:前奏曲「1.鳩」「3.軽快な風刺」+プーランク:即興曲第15番

…メシアンの作品は、鋭い感性も伺える演奏でした。プーランクはややもたつき感が感じられ、もっと先に流れて欲しい部分もありました…

☆■メシアン:鳥のカタログ 第9曲「ヨーロッパウグイス」

…非常に完成度の高い集中力もある演奏でした。去年(デュカ:ピアノ・ソナタ 第1楽章)も良かっただけに…。あの難解なメシアンの曲を明確に演奏していたのには驚きました。(しかも暗譜!!)

■ショパン:ノクターン第13番op.48-1

…ヴィルトゥオーゾ風の太い線のノクターンの印象でした。ただ、やはり流れが重く、先へ先へ流れて欲しい印象でした。

☆■ブラームス:2つのラプソディー第1番op.79-1

…若い感性の光る演奏でした。やや鳴らし過ぎる点もありますが、しっかりと弾かれてましたし、素直に歌ってたのにも好感でした。

■ハイドン:ソナタHob.XVI-23 第1楽章

…非常にハッキリしたピアニズムがなかなか素敵なハイドンでした。コミカルな点も良かったです。

■ラヴェル:鏡「4.道化師の朝の歌」

…厳密に言うとテンポ設定と、最後の3ページの部分に入らぬ間を取ってたのが、気になりました。6/8拍子独特のフラメンコらしさをきっちり出すのも改めて難しさを感じましたね〜…

■ショパン:舟歌op.60

…独特の歌い回しが何とも…。前打音がやや強調され過ぎた印象です。もう少し流れに乗って先へ行って欲しかった印象です。

■ショパン:バラード第4番op.52

…フレーズ感、内声の処理にやや甘さの表現でした。よく歌はあるのですが、ピアニズムの点から整理されていない箇所もチラホラ…

■リスト:ヴェネツィアとナポリ「3.タランテラ」

…やや運び的にもたもたした箇所もあったのも惜しかったのですが、躍動感がもっと出せればという演奏でした。あと、リストの独特な泥臭い部分が出れば…と言った印象でした。

■J.S.バッハ=ブゾーニ編:「シャコンヌ」

…テーマが終わってからの部分が、キレが不足しがちで、ペダルの多様でフレーズがぼやけてしまっていたのが残念。テンポ設定も些か疑問に思いました。

■グリンカ=バラキレフ編:ひばり+ヒナステラ:3つのアンゼンチン舞曲「3.はぐれ者のガウチョの踊り」

…"ひばり"の方は叙情性たっぷりに素敵に演奏していましたが、ヒナステラは、もう少しピアニズムの整理が必要な気がします。不協和音をただ鳴らせばいいというヒナステラの勘違いな解釈も些か…。ヒナステラの不協和音の奏法でもキレイに鳴らせる方法があるハズなのですから…

◎A部門…(J.S.バッハの任意の作品1曲+自由曲、計8〜10分、曲順もJ.S.バッハ→自由曲、暗譜演奏必須)

■J.S.バッハ:平均律2巻17番フーガ
+サン=サーンス:アレグロ・アパッショナートop.70

…やや武骨なバッハで一本調子な演奏、途中でうやむやになってしまったのも残念。サン=サーンスも些か一本調子、もっと幅広い軽快な曲なハズなのに…とも思いました。

■J.S.バッハ:平均律2巻17番
+ベートーヴェン:ソナタ第10番op.14-2 第2楽章

J.S.バッハはなかなか、素直に演奏していたと思います。ベートーヴェンは個人的にはもう少し早めのテンポ設定で先へ行く躍動感があれば…と、音楽記号のある部分をもっと明確に大げさな表現もあったらと思いました。スゴくセンスのいい演奏でした。

■J.S.バッハ:平均律1巻3番 フーガ
+ショパン:ソナタ第3番 op.58 第1楽章

…J.S.バッハでは声部の発音でやや難もある箇所があり、ショパンでも、響きのキレに不足場面もチラホラ。やはり、先へ流れる音楽作りをして欲しかった演奏です。

■J.S.バッハ:平均律1巻3番 プレリュード
+ベートーヴェン:ソナタ第26番op.81a 第2+3楽章

…J.S.バッハではもつれる箇所が無ければなかなかいい線でした。ベートーヴェンでは第2楽章が比重していたので、素直に弾いてはいますが、"ため"を効かせれれば…とも思いました。3楽章はやや雑な印象に映ったのが残念にも思いました。

■J.S.バッハ:平均律2巻12番
+ドビュッシー:ベルガマスク組曲「1.プレリュード」

…J.S.バッハはなかなか深い味わいも感じられてかなり堂の入った演奏でした。ドビュッシーではやや響きが重い印象…、スッキリ感があれば…とも思いました。

■J.S.バッハ:平均律1巻17番 プレリュード
+ショパン:舟歌op.60

…J.S.バッハでは残念ながら迷路な演奏に…、ショパンでは譜読みの怪しい箇所もあり、また流れももたつく箇所もチラホラ、盛り上がりにもなかなかスムーズにいけないような演奏でした。

■J.S.バッハ:平均律2巻9番
+ラヴェル:夜のガスパール「1.オンディーヌ」

…J.S.バッハでは残念ながら迷路な演奏に、ラヴェルでは、楽譜からのテクスチェアから読み取れる箇所がやや甘いような場面も…、音色も一長一短な変化に乏しい箇所も…、ややキレに欠けた演奏でした。

■J.S.バッハ:平均律1巻9番 プレリュード
+ショパン:スケルツォ第3番 op.39

…J.S.バッハは素直でなかなか良く、ショパンではややオクターブの処理にスムーズさを欠いた印象、流れもなかなか先に行きにくく(中間部が特に)、重ためな演奏が残念でした。

☆■J.S.バッハ:パルティータ第3番 ジーグ
+リスト:バラード第2番

…J.S.バッハでは前に進める意欲感が出てなかなか聴かせていました。リストではテクニックの部分は確かによく弾けてはいますが、音色が一色単な面が気になりました。fやffに幅がある演奏だともっと豪快な輪郭もある演奏になるハズですが、その辺が全部を通して演奏した時に疑問も些かある演奏でした。

☆■J.S.バッハ:平均律1巻4番 プレリュード
+スクリャービン:前奏曲op.11-1+2、練習曲op.8-4+12

…J.S.バッハではなかなか渋い音楽作りが印象的でした。スクリャービンでは小品を旨く取りまとめててはいましたが、練習曲op.8-12はやや"癖"があるのがどうか?とも思いました。

☆■J.S.バッハ:フランス組曲第5番 アルマンド+クーラント+サラバンド
+ラフマニノフ:楽興の時op.16-4

…J.S.バッハでは明るめな音色が良いのですが、やや落ち着きに欠ける要素も感じました。ラフマニノフではなかなかキレのあるピアニズムでスッキリ演奏してたのには好感でした。

☆■J.S.バッハ:平均律2巻1番
+モーツァルト:変奏曲 KV.Anh.137

…J.S.バッハでは意志のある前向きさがありましたが、フーガでやや危うい場面も見受けましたが、最後まで集中してたのが好感でした。モーツァルトでは、ラジオ番組で有名なテーマ曲ですが、あまり一般に弾かれない変奏曲をシンプルに可愛らしい解釈はなかなか印象に残りました。

☆■J.S.バッハ:平均律2巻8番 フーガ
+ベートーヴェン:ソナタ第7番op.10-3 第1楽章

…J.S.バッハでは、短調の曲ですが、かなり力強い演奏で、意志の強い印象、ベートーヴェンではさらに拍車をかけますが、左、右手の音量のバランスという点で些か問題も…右手がやや鳴らし過ぎた印象…ややテンポが走る傾向でした。

☆■J.S.バッハ:平均律2巻7番
+ドビュッシー:前奏曲集2巻「8.オンディーヌ」

…J.S.バッハでは歌に包まれてはいましたが、続くドビュッシーでは、意図のある演奏ではありますが、アタクシの個人的見解は、やや感情移入をし過ぎの感。ドビュッシーの中期以降の作品はどちらかと言うと、非常に楽譜も正確に書かれてることもあって、楽譜に書かれた事意外の解釈は出来るだけ避けた方がいいようにも思います。6/8拍子の中での"水"を表現出来るように書かれているので、拍を正確に数えないといけないのですから…、少し疑問にも思う演奏でした。また楽譜の音読み(臨時記号)にやや疑問もあった演奏でした。

…と演奏はここまで…残りは仕事があるため聴けず残念…

聴けなかった曲目は…

■J.S.バッハ:平均律2巻1番
+ハイドン:ソナタHob.XVI-50 第1+3楽章

■J.S.バッハ:平均律2巻2番
+アルベニス:イベリア 3巻「ラヴァピエス」

☆■J.S.バッハ:半音階幻想曲とフーガ 「幻想曲」
+ドビュッシー:前奏曲集1巻「8.亜麻色の髪の乙女」

☆は本選出場者

※PS…お昼はパンぐらいは食べたかったわ〜…(泣)

→続く 08'7/13 日記(その2)へ…

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